北海道大学(北大)の食育の講義は2004年度から開始されました。学生自身が食事についての正確な知識を習得して、自己の管理をできるようにすることが講義の目的なのです。大学の内と外から講師を招いて、色々な視点から食の問題について考察されています。
日本の国の「食事バランスガイド」を解説して、日常の食生活を考察したりしています。また、その栄養素やその働きについても学ぶ内容にされているのです。そして、食品添加物などの食の安全性や生活習慣病についても学びます。食品がどのようにして製造されて、流通して消費者の手に届けられるのかを考察するために、漁業・農業・貿易問題についても学びます。
食育の講義の感想文には、「朝起きるのがつらくて、大学へ行く時間の直前まで寝てしまい、十分に食事を食べていないような生活を反省しました」「食事する量を極端に減少させると、身体全てに影響が及ぶことに危機感を持ちました」などと書かれており、食育の講義の内容が学生の心を捉えていることが理解できます。
講師の考えとしては、「本当の効果としては、20〜30年後に学生たちが健康的な生活を維持しているかどうかということです。だから、社会人になってからも、授業で学んだことを覚えていてほしい」と期待されています。
