例をあげれば、運動を好んでいる20代の女性のAさんと、仕事が熱心で普段はスポーツを行わない50代の男性のBさんが、全く同等の量の献立の食事を食べたと考えます。その結果として、Aさんは健康になって、Bさんは体調を崩して病気になることは十分に可能性があります。
性別・年齢・運動の量と内容・遺伝的な個人差・栄養の質と量を考慮すれば、個人によって必要とされる栄養素の内容・量が違ってくるのは当然のことです。健康を維持して増進させるために、栄養の摂取方法について考える人は増えています。
しかしながら、そのような考え方を行っている多くの人達が「偏りなく栄養を取り入れることが重要である」と考えて、平均的栄養摂取量を目安に考えているのではないだろうか。「健康を維持するためには、1日30品目を摂取しましょう」という方針を聞いたことがあると思います。
しかしながら、赤ん坊から高齢者までの日本国民全てに提唱するとしては、大まか過ぎる考え方です。人間の栄養素の必要な量には個体によって差があります。
