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共通の栄養代謝システムと日本人特有の栄養代謝システムについて

共通の栄養代謝システムとして、5つの項目があります。

1.血糖を下げさせる体内のホルモンはインスリンだけなのです。 → 飽食のための準備をしていません。

2.余ったカロリーは主として脂肪になって蓄積します。 → 飢餓に対応するために準備しています。

3.炭水化物の代謝酵素「アミラーゼ」を唾液と膵液から分泌を行っています。 → 人間の身体が炭水化物を摂取することを重要視している証拠です。

4.歯の黄金バランス(犬歯4本、切歯8本、臼歯20本)ということです。 → 食物によって、使う歯が違うので、歯のバランスに応じた割合で食べることが重要です。

5.文明の発達からの飽食と生活の利便性からの運動の不足しています。 → カロリーを抑制して、栄養素を補うもの(ミネラル・ビタミン・繊維質)を多量に摂取する必然性が文明によって生じた証拠です。

日本人の特有の栄養代謝システムとして、5つの項目があります。

1.腸が長いです。 → 消化しにくい穀物から、十分に栄養を吸収するために、欧米人より日本人の腸は約1メートル長いということです。

2.乳糖を分解するための酵素の活性が低いということです。 → 日本人は農耕民族なので、乳糖不耐症の人が多いです。

3.インスリンは時間をかけて分泌します。 → 繊維質を含んでいる穀類・炭水化物を中心の食生活に合わせています。

4.日本人の4割の人が倹約遺伝子を持っています。 → 普通の人よりも1日の基礎代謝量が200カロリーも少ない人がいます。世界で3番目にやせにくい体質を持っていると言われているのです。

5.農業を農耕民族が捨てました。 → 筋肉労働から頭脳労働に変化しました。生活のスタイルが変わることにより、運動の量が激しく減りました。

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